どうも、ゆとり世代の投資家、ゆとりでっす!!!!!
久しぶりの行動経済学記事ですwwww
前回はこちら

みなさんは、競馬などのギャンブルをすることはありますか??
最初のうちは気楽にやってますが、
最後の方になると、今日の分の負けを取り戻そうとして高いオッズのものを狙いがちになってしまいます。
そして、さらに負けが込む。。。
ギャンブルをやっている方でこんな方は多いと思います。
今回は、行動経済学をたしなみつつ、大穴を狙ってしまう理由を書いていきます!!
なぜ大穴を狙ってしまうのか?
オッズが高い馬券というのは、当たる可能性がほかに比べて低いということになります。
人は、発生する可能性が客観的に見て低いことが明らかになっているものでも、
過度な期待をし、そこに重きを置きがちです。
それは競馬などのギャンブルでよくあることのようです。
競馬では、オッズが高い馬(当たる可能性が低い馬)のことを「穴馬」といい、
穴馬のかけが比較的多くなる傾向があるようです。
これを「穴馬バイアス」といいます。
逆に、オッズが低い馬(当たる可能性が高い馬)は、
客観的な確率に比べて人気が薄くなる傾向があります。
依然も記事にした「決定の重みづけ」が感じられる現象ですね。
「決定の重みづけ」については、下記の記事をご覧ください。

穴馬バイアスとは?
穴馬バイアスとは、
「「各馬の勝つ(事後的・客観的)確率」に「その馬のオッズ(賭金の払戻倍率)」を乗じた値(期待払戻率)を比較すると、本命馬は値が大きくなり、穴馬は値が小さくなる。つまり、単純なオッズを見て買っても、期待値が小さくなってしまう現象」
のことです。
競馬ファンで、自分でツールを使って馬券を分析する方だと、
この穴馬バイアスを使うことで、
オッズのゆがみ(当たりやすく、オッズも高め)を見つけ、
期待値が高い馬券を狙っていくようですね。
少し前に発生していた、あたり馬券の脱税問題では、
「オッズのゆがみを見つけ、期待値が購入額を超える馬券を大量に購入し、かなりの利益を得ている状態を続けていた。」
ことが話題になっていました。
穴馬バイアスを利用することで、利益を得ることができそうですね。
穴馬バイアスの使い方
株式投資でも使えそうです。
バイオ株などの値動きが激しい銘柄に、
個人投資家が入っていくのがよく見受けられます。
ちょっと前に、サンバイオなどで刈られた方がtwitterにいましたね。
オッズを株に置き換えると、
オッズが高い(当たりにくいが当たるとでかい)→バイオ株など
オッズが低い(当たりやすいが当たっても小さい)→インフラ銘柄など
でしょうか。
オッズの高さは一長一短なので、これらを組み合わせて良いポートフォリオを作って行きたいですね。
ほな、また。。
コメント