どうも、ゆとり世代の、ゆとりでっす!!!!!
みなさま、宝くじを買いますか???
私は絶対に買いません。
たとえ1等10億円になろうとも。
もちろんかなりの高確率で1等が当たるなら買いますwwwww
そんな宝くじですが、高額当選はほぼありえない確率になっています。
なのに、なぜ売れるのか?その仕組みをまとめました。
なぜ宝くじを買ってしまうのか?
第一に、宝くじは買った額以上の損失がでません。
買ってしまえば、あとは当たるか外れるかだけですしね。
外れても、外れた時点では損をしません。(すでにお金を支払い済のため)
これにより、損失への心理的負担がかなり減っています。
第二に、TVやSNSなどでは当たった人の情報のみが取り上げられるためです。
多くの外れた人を見る機会はほとんどなく、
1等当選者などを見る機会ばかりです。
徐々になぜか自分も当たる気がするという心理になります。
極めて低い当選確率に対して、過度な期待をしてしまうんですね。
これにより、購入時の感覚がブレてしまい、購入するに至るわけです。
これは、行動経済学で「決定の重みづけ」という考え方になります。
決定の重みづけとは?
決定の重みづけのグラフは、
縦軸に「決定の重み」、横軸に「客観的な確率」をとったグラフになります。
決定の重みとは、自分自身が思う直感的な確率で、
客観的な確率とは、そのままの意味で、理論的な確率となります。
そのグラフが↓こちら
【グラフを拝借】www.dhbr.net/articles/-/2413
グラフを見ればわかるように、
客観的な確率が小さいほど、決定の重みが高くなっています。
これは、まさに宝くじにあてはまり、
当選確率が極めて低い(客観的な確率が小さい)宝くじを
なぜか買ってしまう(自分は当たるような気がする)。
逆に、客観的な確率が高くなっても、決定の重みはそこまで伸びません。
おそらく、逆に怪しいと疑ってしまうんですね~
低い確率は過大評価し、高い確率は過小評価する。
行動経済学って面白いです。
宝くじの期待値は?
なんと、「当せん金月証票の当せん金品または価格の総額は、その発売総額の5割に相当する額に加算金を加えた額を超えてはならない」とされています。
ちなみに、ここでいう加算金とは、キャリーオーバーなどです。
これをざっくりいうと、期待値50%を超えてはダメですよということ。
これはつまり150円以下(300円の50%として)の価値のものを300円で売っているということです。
初めから150円以下の価値しかないものに300円払いたくないですよね?
理論的に考えると、買わないの一択となります。
どうしても欲しい方は、300円で買える夢()を買いましょうwww
もしかしたら、1等が当たるかもしれませんよ?w
ほな、また。。
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